魚柄 仁之助著書 |
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| 料理本です。
と紹介するのが正しいのか、ちょっと変わったレシピがいろいろ紹介されていたりする本です。
左のが今から10年ほど前に読んだ本。(右は今週、図書館で借りた本)
なんの気なしに図書館で借りた本でしたが、今では購入して手元にあります。
とにかく、切り口が新鮮。
こんなにも食材を活かして、おいしく無駄なくできる料理人がいるんだ~、と感動しました。
節約術も多く、例えば炊飯器にご飯と一緒に卵を入れてゆで卵をつくるといったこと。(他にもいっぱい)
どこかのテレビでみたような節約は、ほとんどこの人の本を参考にしているのではないかと思うくらいです。
それを楽しんで実践しているところが、また素敵です。
あと何より好きなのが、「 食べる 」ということをとても大切にしているところ。
出されたものは、全部食べきる。
いただいた食材は(たとえ意に沿わない食材でも)無駄にしない。
当たり前に感じるけど、外食で苦手なモノがでたときとか、あまり使ったことのない食材をもらったときとか・・・、私自身ごめんなさ~いと何度残し、捨てたことか。
私は食材にこだわってた時期があって、「 無添加でないとダメだわ 」とか 「 この野菜は有機野菜だって~ 」と買い物してました。
でも、例え添加物がタップリでも、料理法によってはかなり減らすことができるし、旬の野菜なら農薬の使用はかなり少ない。
そういったことを知って、安い食材をおいしく料理するということ。
とても、大事なことだと思いました。
それから、一番印象に残っているのが、一緒に食べる人がいるということ。
やっぱり、料理するのって自分がおいしい物を食べたいからというよりも、誰かのために作ってあげたいという思いが強いと思うから。
手の込んだ料理というのはなかなか作れないけど、でも毎日一緒にご飯を食べられる幸せというのを強く噛み締めています。
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11月7日(水)05:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理
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