小沢昭一がめぐる 寄席の世界 |
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| この前、亡くなった小沢昭一さんが書かれた本です。
俳優座の出身で、俳優さんです。
寄席の舞台の裏側を支える人たちとの、対談形式で書かれています。
落語の世界は、「 笑点 」しか知らない私にどんな世界なのかな~と教えてくれた本です。
噺家だけでなく、お囃子方など舞台を支える人の話もあって良かったです。
意外だったのが、最近は社会人を経験してから、その世界に入る人も珍しくないようで、しかも割と多いのだそうです。
ただ、やはり努力だけでなく、素質がないとこういった世界は難しいようです。
私はもっぱら、見るのが好きなので才能は関係ありませんが、やはり落語はある程度聞く力を持っていないと楽しめないものかな~と思ったりします。
実は若い頃、一度だけ大須演芸場に寄席を見に行ったことがあります。
母と一緒ですが、その頃の大須演芸場はちょっと落ちぶれていて演目はひどいものでした。
ミヤコ蝶々が、一座を連れてきた特別な日に見に行ったので、その一座だけが光輝いて見えたのが、とても印象的でした。(実際、着ている着物が違うし)
そして、その一座のものは引き込まれて見ていました。
あの頃はかなり若かったので、ミュージカルの方がいいかなと思って、寄席はそれきりになってしまいましたけど。
でもいま結婚して、この年になると、寄席というのをパパと見に行くのもいいかと思っています。
映画もいいけど、生の舞台というのはやはり魅力的なので、そのうち・・・(?)一緒に見に行きたいです。
いつかな~。
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2月19日(火)06:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理
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