マザーグースの歌 |
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| 第3集を持っています。(?0年前に買いました)
谷川俊太郎--訳 イラスト--堀内誠一
なぜ3巻かというと、「 誰がこまどり殺したの 」が入っているからです。
この残酷だけど、不思議な誌に惹かれてマザーグースに興味をもちました。
マザーグースは日本の遊び歌と比較されることも多く、実際イギリス・アメリカの童謡として親しまれています。
遊び歌やなぞなぞ歌があり、中にはナンセンスなものや、残酷な内容のものがありとても奥深いです。
私自身はナンセンスものや残酷なものが、不思議な世界を覗いているようで好きです。
そして英語が読めないので、訳されたものを読むしかないのですが、これまた谷川俊太郎の訳がとてもいいのです。
いろいろな人が訳したものを読みましたが、韻の踏み方と言葉の選び方が秀逸だと思います。
ちょっと話しがそれますが、以前の職場の話し。
通訳の仕事をしている人が結婚退職しました。
会社から遠方へ住むことになったにも関わらず、会社が郵送で通訳の仕事を頼んでいるのです。
会社には他にも通訳の人がいるのに、何で?
上司の人に聞いてみると、
「 彼女は、表現力が豊かなんだよ 」
とのこと。
・・・・・すごい
英語が出来る人は大勢いるけど、さらに踏み込んで表現力とは。
多分この言葉がずっと残っていて、翻訳者によって内容の受け取り方も違ってくるんだということに気づきました。
なので私にとってのマザーグースは、谷川俊太郎訳のものが一番なのです。
これからの社会、英語は必須で子供にも身につけてもらいたいなと思いますが、
みんなができる状態の時には、社会で必要なのは豊かな語彙なのだと実感してます。
・・・ま、私は hair・make を ヘア・マケ と読んでしまうくらい英語は苦手です。(これを指摘された時は、まさしく顔から火が出た)
あ~、英語ができたらな~。世界も広がるよ。
ちなみに上の子も苦手かなと?
「 ママ~、お菓子もらったよ。ピーターパンのお菓子。 」
随分、おしゃれなお菓子だなと思って見ると
・・・・・・ハッピーターン
まずは語彙よりも単語の復唱から。
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2月27日(水)06:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理
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