くまじるし本舗
 
ハンドメイドのことや日々のこと
 



読んだ本

自殺する種子

昨日の朝、川沿いでニホンイタチを見ました。

前回のチョウセンイタチとは、まるで違う尻尾

遠くからわかる違いはそれだけなんだけど、ニホンイタチもいてくれて嬉しかったです。

それと同時に、チョウセンイタチとの行動範囲が同じなので、

交配してして違う生態系を作っていくのかな・・・とちょっと不安になったりして。

もともとがチョウセンイタチが毛皮搾取のために持ち込まれたものだけに、

人間の影響力というのは本当に大きいなと。

で、今回の本は暗~くなってしまいそうな題名の本ですが、やっぱり中身も は~となってしまう内容ではあります。

でもこういうことが起こっているんだということは知っておいた方がいいと思います。(重いけど。)

遺伝子組み換え作物に、次世代の種子が発芽しないプログラムを組み込んでいるというのは、割と有名な話しです。

でも、今はさらに進化していて驚きます。

種が発芽して、成長するときに自然に備わっている植物の防衛機能をブロックしてしまうという

遺伝子組み換えも行われているそうです。

どういうことかというと、種子会社が種と一緒に除草剤を買わせるため。

その除草剤を買わないと、食物を育てることができないのです。

この本を読んでいていろいろショックでしたが、これが一番印象に残ったかな。

なんてことを考えるのだろう・・・・、と悲しくなったりして。

拝金主義一辺倒だと、目がくらんでしまって踏み込んでは行けない領域に気がつかないのかな。

最近の新聞にも、ひよこの性別を決定する遺伝子を発見したとかで、

将来メスばかりを産ませることができると書いてあったし。

安いし、ムダもないかもしれないけど、自然とはかけ離れたものは誰も望んでないと思うんだけどな。

遺伝子組み換え作物は、輸入されるときに港付近で落ちて、しかもそれが普通のアブラナと自然交配しているのが見つかっています。

どんどんどんどん変わっていく。

子供たちが大きくなるころは、どうなっているのかな。

あんまり、突拍子もない世界になっていてもらっても困るので、賢い消費者になっていけたらいいと思います。


・・・まだまだあんまり賢くない私。

明るい話しはどこかにないか。


毎晩、風呂上りに素っ裸の下の子が

オリジナルソングにダンスを踊ってくれているので、笑いには事欠きませんが

そろそろパジャマを着ないと、雷落ちるよ。



2月21日(木)06:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

小沢昭一がめぐる 寄席の世界

この前、亡くなった小沢昭一さんが書かれた本です。

俳優座の出身で、俳優さんです。

寄席の舞台の裏側を支える人たちとの、対談形式で書かれています。

落語の世界は、「 笑点 」しか知らない私にどんな世界なのかな~と教えてくれた本です。

噺家だけでなく、お囃子方など舞台を支える人の話もあって良かったです。

意外だったのが、最近は社会人を経験してから、その世界に入る人も珍しくないようで、しかも割と多いのだそうです。

ただ、やはり努力だけでなく、素質がないとこういった世界は難しいようです。

私はもっぱら、見るのが好きなので才能は関係ありませんが、やはり落語はある程度聞く力を持っていないと楽しめないものかな~と思ったりします。

実は若い頃、一度だけ大須演芸場に寄席を見に行ったことがあります。

母と一緒ですが、その頃の大須演芸場はちょっと落ちぶれていて演目はひどいものでした。

ミヤコ蝶々が、一座を連れてきた特別な日に見に行ったので、その一座だけが光輝いて見えたのが、とても印象的でした。(実際、着ている着物が違うし)

そして、その一座のものは引き込まれて見ていました。

あの頃はかなり若かったので、ミュージカルの方がいいかなと思って、寄席はそれきりになってしまいましたけど。

でもいま結婚して、この年になると、寄席というのをパパと見に行くのもいいかと思っています。

映画もいいけど、生の舞台というのはやはり魅力的なので、そのうち・・・(?)一緒に見に行きたいです。

いつかな~。



2月19日(火)06:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

子どもが巣立つということ

発達心理学の専門家が書いた本で、ジャパンマシニスト社から出ています。

私は読みたいところから読んだりしますが、この本は順を追って、

最初から読んだ方が理解が深まります。

自立ではなく、巣立ち。

子供が親から離れて生きていくには、何が必要なのか。

学力、生活力、コミニュケーション力・・・、特に私はコミニュケーションの力が大切だと思っています。

上の子はなかなかに、自分から輪の中に入って行くことができないので、どうしてあげたらいいのかなと考えています。

まずは見守る。

でも見守ってばかりでもいけないので、環境を作ろうかと。

強く言っても、できるものでもないし。

この本の中には、人を変えるということばかり考えないで、自ずと行動を起こすように環境を整えてあげる 

というようなことがかかれています。

人と触れ合う環境、人を喜ばせて、自分が喜ぶことができる環境作り。

この本の中で紹介されている一節で

人間とは「 相手が喜ぶのを、喜ぶ生き物だ 」という一節がとても興味深いです。

決して相手からの見返りを求めてのことではなく、ただ相手が喜んでくれたことが嬉しい。

そういった経験の積み重ねで、人が人を認め、必要とされ育っていくものだと思います。


人との関わり合いは確かに面倒くさくて、時には煩わしくて、いいことばかりではないことは、みんなわかっています。

でも、関わらないことには人は成長できない。

反対に言えば、たくさんの人と関われば、関わっただけ成長し、得るものが多いと思います。

文中に

 鳥と同じように、人間もまた「 自らの力だけでは飛べない 」。それは当たり前のことです。

とあります。

鳥は羽を羽ばたかせて飛んでいるのではなく、羽を広げて風を捉えることによって飛ぶことができる。

人も自分の力と、人との関わり合いの力によって初めて巣立つことができるのです。

そういった大切なことを、体験を通して子供たちに伝えていけたらいいな。



あんまり難しく考えても仕方無いけど、違った角度から自分を見るためにも、たまにはこんな本もいいと思います。




息抜き

パパと一緒に布団に入ってキャッキャと騒ぐ子供達。

上の子 「 パパの顔は触っちゃダメなんだよ~。油がつくからね。 」

(パパはちょっとオイリー肌です)

下の子 「そうだよね~。油が飛び散るからね~ 」

パパの顔はフライパンではありません



2月13日(水)06:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

言葉で治療する

どんな時に病院に行くのかな~、と考えて。

もちろん病気になったときなんだけど、安心したいために行くことが多いと思います。

病院では特にこの時期。お医者さん看護師さんみんな大忙し。

そんな時にしっかり話しを聞いてくれるお医者さんがいたら、それだけで安心できる。

この本は、がん患者などの重病な人と、医者のやり取りで

コミニュケーションが大切 ということが通して書いてあります。

そして、「 聞く 」ことが医療現場も、教育現場も、家庭も職場も大事なのだと著者が言っています。

まさしく家庭。

私はちゃんと、子供の言葉を聞いてあげているかな。

後で聞くから・・・。と言ってなおざりにしていないかな。

ご飯を作りながら本人そっちのけで、目を見て聞いてあげているかなと考えてしまいました。


人が言葉を使って他者を癒す。


子供の小さい不安は親が、

親の大きな不安は医者が聞いてくれて癒されているのだと思います。

私が病院へ行く時は、薬はもらわずに安心だけをもらって帰ってくることが多いような気がします。



 「 小児科へ行く前に 」という本です。

こどもの症状の見分け方が細かく載っています。

アメリカの家庭医学書を翻訳したものです。

これはお母さんが医者と一緒に、お母さんの立場にたって書かれた本で、とてもわかりやすいです。

私自身、幼稚園で溶連菌が流行った時に

そうではない症状なのにあせって病院へ行ってしまったことがあります。

溶連菌の症状は、ふつう発熱、頭痛、嘔吐、それにのどの痛みが先に現れます。

そして、こどもの頬は真っ赤になって、舌も真っ赤になる。これが昔、猩紅熱(しょうこうねつ)といわれた所以だそうです。

少し知っているだけで、あわてなくてよいと思うと

子供の病気のことを書いてある この本はためになりました。



2月6日(水)05:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

昭和 生活なつかし図鑑

江戸も好きですが、昭和初期なんかもノスタルジー色一杯で興味あります。

この本は book offで購入。(安かった~ たまに掘り出し物があるから嬉しいわ)


戦前戦後の写真や、それにまつわる話しが載っています。

私が読んで懐かしいという時代のものではないです。(60代ではないからね。)

さすがに私の家にも、脚付きのブラウン管テレビはなかった。

でもチャンネルはありました。ふふ。(いくつなの?と改めて聞かないで)

リモコンに変わった時の感動は子供の時だったけど、はっきり覚えています。

父親が、「 見てろ 」

と言って、リモコンでチャンネルを変えたとき。

私たち姉妹 「 すご~い 、私もやらせて~ 」

意味もなく操作して、怒られて。

リモコンとテレビの間に立ったら、体を電波が通り抜けるから体に悪いのかな~とか考えてたりして。(←多分当時は、みんな考えたはず)


子供たちは、リモコンが当たり前なので、そういう疑問もわかないかな。


給食の移り変わりなども写真で紹介しています。

戦後の栄養補給という目的の脱脂粉乳と味噌汁から、個人を尊重してなのかバイキングスタイルまで。

変遷に富んだ写真が紹介されていて、見ていてやっぱりちょっと懐かしいかもと思ったりして。

全体を通しては、戦後の混乱期の物資不足の中をどうやって切り抜けたか。

ということが書かれています。

戦後のモノが極端に少ない時代のことを知っておくと、今の自分がいかに恵まれているかと気づきます。

モノが溢れすぎないよう、モノに振り回されないように自戒を込めてたまにこんな本を読むのも楽しいです。

特に私は凝りだすとすぐに収集したくなるので、要注意。


そして子供が、昔のことをありがたがって聞くとは思えないので、

いつか自分で本棚にあるのを見つけて、読んでくれたらな~と思います。



最近の上の子の話し。

「私はね~、2005年に生まれたんだよ。(妹の名)は2008年 ママは2000何年に生まれたの? 」

「 19??年だよ 」

「 1900年(←かなり驚いた顔) ・・・・・すごい前ってこと 」

そうです。私は20世紀生まれ。

あなたは未来を担う21世紀生まれ。

桁が違ったので、ショックを受けたらしい。(こちらもある意味ショック

私の年は知っているはずなのに、4桁の計算はまだできないかい?

母の歳は100歳じゃないからね~。


平成生まれに昭和の話しは、まだまだ先のようです。



2月2日(土)06:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

色を奏でる

染色家が書いた色についての本です。

志村ふくみさんは、植物染料による染色で機を織り重要無形文化財保持者に認定された人です。


私は布を色いろと使うので、色にもとても興味があります。そして、植物染料も好きです。

ちょっと話しが飛びますが、私の育った家の最寄駅は有松です。

絞りで有名な、有松です。

社会見学で絞り工房に行って、糸を繰くるのを見た思い出もあります。

有松に流れる小川が藍色に染まっていたことも、印象深いです。(今は小川はコンクリートの下になって見えませんが。)

絞りの藍色は不思議です。

まず色あせがあまりないし、とっても丈夫です。母が夏になると絞りの羽織を着ているのですが、染めたところは破れない。

絞って染まらない白いところから、破れてくるのです。

何度も補修しても、やはり染めていないところから敗れる・・・。

藍色が強いのかな。それとも絞った所が弱いとか?

事あるごとに思い出しては考えていましたが、この本を読んで得心。

やはり植物染料が強いのです。

植物で染めると脱色もできないらしいです。化学染料ならできても、自然のものはできない。

植物染料はとっても優しい色合いなのに、強い。

実は、桜の色は花びらからではなくて、桜の木肌から染めるのです。

しかも花が咲く直前の木肌を剥がして・・・。(ちょっとかわいそうだけど、でもその時期でないと桜色にはならない)

桜のあの色が、木自体に満ちている。

そう知ってからは冬の桜の木を見ても、桜色が感じられるような気がします。



最後にこの本を通して語られているのが、

「 仕事が仕事をする 」

ということ。

作者は40年間、非常な努力をされて、

「 何度も何度も同じことを繰り返し、体の中に染み込ませ、手順を考えることなくし続ける・・・、そういう状態になったときにおのずから仕事が仕事をしている。 」

と語っています。

人間と仕事がいつのまにか一体になっていると。

すごい境地かも。


私はまだまだ。本当にまだまだ。全然まだだけど。

でもそういう仕事をしたいです。



1月23日(水)06:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

食育!?いちばんヤバイのはこども、なんだぞ

うちにはまだ小さい子供がいるので、こういった本にはとても興味をそそられます。

でもこの本を読むと、何を食べさせたらいいの~?と考えさせられてしまうので、すごくお勧めともいえない

それでもさらっと読んで、食品とそれを作っている企業の背景を知っておくと、子供に何を与えるかといった時の判断材料にはなるかなと思いました。


一番身近だと思った食品の例を一つ。


よく見かける 「 カロリーゼロ 」や 「カロリー半分 」 といったノンシュガー食品。

これは砂糖の代わりに何かを使って、甘味を加えている商品だけれど、それがアスパルテームという人工甘味料。

商品名は 「 パルスイート 」です。(私も使ったことはもちろんあります)

プチダノンといったヨーグルトや、加工食品にも使われています。(子供にも与えたことはあります)

このアスパルテームは、動物実験で脳腫瘍ができるなどの問題が指摘されて一時は使用が中止されたものです。

でも1981年に、炭酸飲料と加熱する食品以外への使用が許可されました。

なぜ、また限定付きで、使用が許可されたかというと、アスパルテームは加熱すると分解して、その分解物が子宮にポリープを作ることがわかっていたから。(しかも悪性)

加熱すると、とっても危険ということ。

そして、加熱しなくても脳腫瘍その他もろもろの弊害が実験で認められている点。

現実問題として、アスパルテームが許可されてから30年で脳腫瘍が増えているということ。

なんでそんな怖いモノが許可されてしまうの・・・、と思うけど、莫大な利益が絡んでくると人は理性を失ってしまうのかしら

そして私がこの添加物を意識しようと思ったのは、ダイエットと深~く結びつくから。

特に女子ならカロリーはない方がいいし、少ないにこしたことはない。

思春期の子供が大きくなっていく過程で、ダイエット飲料を選んでほしくないから。

アスパルテームは、砂糖とは違った味がします。独特の味。飲料に入っていると割と気づくけど、ヨーグルトは食べてもわかりづらいかな。

一番怖いのは、アスパルテームの甘味に気づかないこと。

「 カローリオフ 」と謳っていなくても、表示を見てあわてて気づいたりして。

少し食べたからと言って、たちまちに脳腫瘍になるわけじゃないけど、できるなら自然な甘みを覚えていってほしいと思います。

堅苦しい話しだけど、食べ物を疑いながら買い物はしたくないわ~



1月18日(金)06:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

また逢いましょう

瀬戸内寂聴さんが好きなので、こんな本も読みます。

源氏物語の現代語訳は、そのうちたっぷり時間が取れたら読みたいな~と思いながら・・・短くて読みやすい方をつい読んでしまいます。

この本は寂聴さんと、永平寺の宮崎奕保禅師の対談が半分を占めていて、あとの半分が「 仏教 」をわかりやすく説いています。


とても丁寧に書いてあって、いい予習になりました。

いずれ、両親とも分かれる時が来る。それは順番なので仕方ないのだけれど、その時に慌てなくてもいいように・・・。

たまに私は、こういった本を読んで心構えなんかを作ったりします。

読んでていいなと思ったのが、

「 忘己利他(もうこりた)は慈悲の極みなり 」

という一文です。

「 自分のことはさておき、他者の幸せをはかり、そのために無償の奉仕を惜しまないこと 」 

という意味です。


例え話も載っていて、

「 自分の家さえよければ、お向かいに寝たきりの老人がいようが、隣のご主人がリストラに遭おうが、裏の家のお嬢さんが、ある日突然、交通事故で亡くなろうが、知ったことじゃないと、うそぶいていられるでしょうか。

お向かいさんも両隣も、裏の家もみんな、平穏で無事に過ぎていってこそ、安心で、本当の幸せなのです。

他の県も他の国も同様です。」

とあります。

本当にそうだなと思います。

自分の子供さえよければいいのかといったら、絶対違うから。

子供は子供といることで成長できるし、自分自身もまた人と接することで成長し、幸せを感じることができるのだなと・・・。

世界平和なんて、恥ずかしくて言えないけど、心の底で祈ることはできるかな。

まだまだ、心と行動が一致しないけど一歩ずつ日々精進



・・・・なんだか今日は真面目だわ。



1月9日(水)10:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

剣客商売シリーズ

あと一日で今年が終わるというので、滑り込みで紹介。

ご存知(?)池波正太郎の剣客シリーズです。

私、江戸もの書物には目がないので、江戸っぽい題名を見つけるとどこでも立ち読み。

小説では、宮部みゆき著の江戸ものが大好きです。

江戸の時代背景がしっかり書き込まれていて、小道具類や、食事内容などもとっても細かく描写されています。

江戸の町の様子や、長屋での暮らしぶり。特に長屋毎の違いや、貧乏暮らしの写実などがすごく興味深いです。

もちろん空想の部分はあるけれど、かなり調べて、忠実に書いているというのがよくわかっておもしろいの。

ここまで書き込んでいる小説は、なかなか無いので宮部みゆきさんの小説をすべて読み終えてしまったときは悲しかった(新刊を友達から借りたけど、一瞬で読んでしまったし・・。貸してくれてありがとね


そうしたら、宮部さんがどこかの対談(←どの本か忘れました)で、
「 池波正太郎さんの江戸シリーズが好き 」
と紹介されているではありませんか。

さっそく、図書館で探して読んでみました。


これは、昭和48年ごろ発行の本でした。この年代の本は好き。松本清張くらいになると、読むのにちょっと時間がかかってしまうけど、この本は一気に読めてしまいました。

人物の動きに焦点があっているようなので、物語もとってもスピーディー。

脚本のような小説です。

今まで4冊読んだところだけど、まだまだた~くさんあるので、しばらくは江戸シリーズにゆっくり浸って読んでみたいです。



さて本題から外れて・・・、昨日は大掃除をしました。

子供たちも一生懸命、雑巾片手にあちこち磨いてくれました。

「 掃除って楽しいね~ 」

上の子が、床をピカピカにしながら言っていました。みんなと一緒に作業しているのが嬉しいのかな。

その気持ちをいつまでも忘れずにいておくれ(私はたまに忘れる)

下の子も雑巾を持って、

「 どこを拭くの? 」 と言うので、

「 じゃあ、一休さんみたいに廊下を拭いて 」 

「 一休さんて、何? 」

 

・・・知らないよね~。見せた事ないし、今やってないし・・・。

現代の子に廊下の雑巾がけを想像させるには、どうしたらいいんだ
見本を見せるには腰が痛いぞ
 


そして、掃除もおわりがけに近づくと、下の子は雑巾放り出して、庭で遊んでるし。

上の子はそれを見ながら

「 いいよね~、自由で。 」 だって。

あなたも自由だよ、と心の中でツッコミながら掃除を終えました。


あ~、綺麗になって良かった。



12月30日(日)05:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理

また ぶたのたね

幼稚園での絵本読み聞かせのときに読んだ本です。

この本を知ったのは最近。

新聞で俵万智さんが、子供に読んであげていた本として紹介さていました。

「 ナンセンス絵本 」という分類らしく、確かに内容はナンセンスで面白い

なかなかうちにはないタイプの絵本だったので、子供たちは喜んで見てます。

子供が生まれたばかりのころは、

「 いい本を選んであげないと 」

という気持ちが強かったので、内容が良いものを意識していました。

こうあらねば・・・という思いが詰まった重~い本棚。

それなりに子供たちも読みますが、やっぱり息抜きは子供にだって必要。

子供が図書館や、学校で借りてくる本はもっぱら

「 怪傑ゾロリ 」シリーズ。

面白いんだろうね~。もうお気に入りゾロリもあるらしく、何度も同じ本を借りたりしている。

下の子まで 「 買い付けゾロリにする~ 」といって借りてくるし(←バイヤーかと心の中で突っ込む母)。 

それでも、なんとなく本好きにはなっているのかな、と思うと嬉しいです。

甥っ子もものすごい本好きで何十回と読む(読ませる)ので、持っている本の内容はほぼ暗記。(しかも半端ない量))

はっしょって読もうものなら、「 違う 」と文字が読めなくてもチェックが入ります。

本好きな子にするのは、本の選択と、少しの親の努力かなと思いました。


そうそう、「 ぶたのたね 」を探して店員さんに訪ねた時のこと。


「 はい、ぶたのタレですね 」


お姉さん、料理コーナーではなく、ここは絵本コーナーですよ。とまた心の中でツッコミつつ、

「 いえ、ぶたのたねです 」

絵本の名前ももちろんナンセンス。



12月14日(金)06:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理


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