くまじるし本舗
 
ハンドメイドのことや日々のこと
 



2013年4月17日を表示

両手いっぱいの言葉

寺山修司さんの本です。

著書の中から抜粋したものをまとめたもので、詩集のような感じです。

ちょうど、上の子が劇団四季の「 はだかの王さま 」のパンフレットを持って帰っていたので、奇遇だなと。

何が奇遇かというと、はだかの王様の台本を書いたのが寺山修司さんです。

演劇関係に力を発揮されている人だけあって、言葉のつかい方が非常にうまいです。

例え方がうまいのでしょうか。

この本の中で気にいっているのが

「 子供は子供として完成しているのであって、大人の模型ではない。

毛虫と蝶々が同じものであるわけはないんで、毛虫は毛虫として完成しており

蝶々は蝶々として完成していると思う。 」 


という文章です。

すごく納得。

大きくなったんだからこれくらい、と思うとイライラすることがあるけど、毛虫と思えばしょうがない。

ということは思春期は、さなぎかな。

まあ、蝶になったら、二度と毛虫時代には戻れないので、今この時期を楽しみたいなと思いました。

そういえばず~っと昔に「 身毒丸 」を観たけど、これも寺山修司さんだったのね。

懐かしく思い出しました。

今はなかなか観劇できないけど、時間ができたら(お金もだけど)またいろいろ見たいな~。 



久しぶりに人参ケーキを焼きました。

お友達の家に行くので焼いてみたけど、中を確認するためカット。

たぶん、大丈夫かな~。

これは人参一本まるごと入れていますが、シナモンを混ぜているので、人参臭くありません。

ケーキだけど人参よ。ということで、母の間食の罪悪感を消すケーキなのです。

そういえば、月曜に小学校に行って上の子の教室に入ったとき。

自己紹介の紙が、後ろに張り出されていました。

大きくなったらなりたいもの、というお題に対して他の子供たち

「 ケーキやさんになりたい 」 そうよね~。人気があるよね。

「 お姫様になりたい 」 まだまだ幼くてかわいいね~。

「 やくざいしになりたい 」 リアルなこと書いてるね~。でもわかるわ~。

で、うちの子が書いた大人になったらなりたいもの。


「 大人 」


もれなくなりますから。

かなり心配だと思ったうちの子の回答だったけど、友人の子供の回答が

「 割り算 」

だったので、ちょっとホッとしました。

間違えただけだよね。そうだよね。



4月17日(水)12:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理


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