剣客商売シリーズ |
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| あと一日で今年が終わるというので、滑り込みで紹介。
ご存知(?)池波正太郎の剣客シリーズです。
私、江戸もの書物には目がないので、江戸っぽい題名を見つけるとどこでも立ち読み。
小説では、宮部みゆき著の江戸ものが大好きです。
江戸の時代背景がしっかり書き込まれていて、小道具類や、食事内容などもとっても細かく描写されています。
江戸の町の様子や、長屋での暮らしぶり。特に長屋毎の違いや、貧乏暮らしの写実などがすごく興味深いです。
もちろん空想の部分はあるけれど、かなり調べて、忠実に書いているというのがよくわかっておもしろいの。
ここまで書き込んでいる小説は、なかなか無いので宮部みゆきさんの小説をすべて読み終えてしまったときは悲しかった(新刊を友達から借りたけど、一瞬で読んでしまったし・・。貸してくれてありがとね)
そうしたら、宮部さんがどこかの対談(←どの本か忘れました)で、 「 池波正太郎さんの江戸シリーズが好き 」 と紹介されているではありませんか。
さっそく、図書館で探して読んでみました。
これは、昭和48年ごろ発行の本でした。この年代の本は好き。松本清張くらいになると、読むのにちょっと時間がかかってしまうけど、この本は一気に読めてしまいました。
人物の動きに焦点があっているようなので、物語もとってもスピーディー。
脚本のような小説です。
今まで4冊読んだところだけど、まだまだた~くさんあるので、しばらくは江戸シリーズにゆっくり浸って読んでみたいです。
さて本題から外れて・・・、昨日は大掃除をしました。
子供たちも一生懸命、雑巾片手にあちこち磨いてくれました。
「 掃除って楽しいね~ 」
上の子が、床をピカピカにしながら言っていました。みんなと一緒に作業しているのが嬉しいのかな。
その気持ちをいつまでも忘れずにいておくれ(私はたまに忘れる)
下の子も雑巾を持って、
「 どこを拭くの? 」 と言うので、
「 じゃあ、一休さんみたいに廊下を拭いて 」
「 一休さんて、何? 」
・・・知らないよね~。見せた事ないし、今やってないし・・・。
現代の子に廊下の雑巾がけを想像させるには、どうしたらいいんだ 見本を見せるには腰が痛いぞ
そして、掃除もおわりがけに近づくと、下の子は雑巾放り出して、庭で遊んでるし。
上の子はそれを見ながら
「 いいよね~、自由で。 」 だって。
あなたも自由だよ、と心の中でツッコミながら掃除を終えました。
あ~、綺麗になって良かった。
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12月30日(日)05:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理
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