また逢いましょう |
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| 瀬戸内寂聴さんが好きなので、こんな本も読みます。
源氏物語の現代語訳は、そのうちたっぷり時間が取れたら読みたいな~と思いながら・・・短くて読みやすい方をつい読んでしまいます。
この本は寂聴さんと、永平寺の宮崎奕保禅師の対談が半分を占めていて、あとの半分が「 仏教 」をわかりやすく説いています。
とても丁寧に書いてあって、いい予習になりました。
いずれ、両親とも分かれる時が来る。それは順番なので仕方ないのだけれど、その時に慌てなくてもいいように・・・。
たまに私は、こういった本を読んで心構えなんかを作ったりします。
読んでていいなと思ったのが、
「 忘己利他(もうこりた)は慈悲の極みなり 」
という一文です。
「 自分のことはさておき、他者の幸せをはかり、そのために無償の奉仕を惜しまないこと 」
という意味です。
例え話も載っていて、
「 自分の家さえよければ、お向かいに寝たきりの老人がいようが、隣のご主人がリストラに遭おうが、裏の家のお嬢さんが、ある日突然、交通事故で亡くなろうが、知ったことじゃないと、うそぶいていられるでしょうか。
お向かいさんも両隣も、裏の家もみんな、平穏で無事に過ぎていってこそ、安心で、本当の幸せなのです。
他の県も他の国も同様です。」
とあります。
本当にそうだなと思います。
自分の子供さえよければいいのかといったら、絶対違うから。
子供は子供といることで成長できるし、自分自身もまた人と接することで成長し、幸せを感じることができるのだなと・・・。
世界平和なんて、恥ずかしくて言えないけど、心の底で祈ることはできるかな。
まだまだ、心と行動が一致しないけど一歩ずつ日々精進
・・・・なんだか今日は真面目だわ。
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1月9日(水)10:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 読んだ本 | 管理
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